
1)田んぼも雨が降ってほっとしています 2)このみずみずしい豊かな緑も雨のお陰。ひとしずくひとしずく無駄にせず、貯めて使いたいもの…
雨水利用…節水と「水づくり」の知恵…
7月は、各地で渇水の心配をし始めていたところ、熊本は一転して集中豪雨に台風の追い討ち。熊本市は節水強化月間だったのですが、恵みの雨を通り越し、自然の前に人はなすすべもありません。これもまた地球からの警告なのでしょうか? おそらく今世紀は、気候変動から大渇水と大洪水が繰り返されるでしょう。
日本の豊かな緑も、恵まれた海の幸も、独特の文化もみんな豊かな雨のおかげです。しかし必ずしも人間が欲しいときに欲しいだけ降ってくれるわけではありません。以前から一部のお客様はご検討されていましたが、太陽熱や地冷熱、放射冷却といった「自然エネルギー活用」、通風や遮熱、断熱、調湿などの工夫に加えて、降った雨水を貯めて自前の水源として利用する雨水利用も今後積極的に取り入れていこうと考えています。雨も“流せば洪水、ためれば資源”。雨水タンクは、節水にも、ライフラインのポイント強化にもなる、自家用ダムです。貯めた雨水の使い道は、植栽の散水、打ち水、屋根面散水、洗車、作業用手洗い、掃除水、野菜の泥落とし、汚れた洗濯物の下洗い、トイレの流し水、防火用水…etc。全部これらを水道水でやっているかと思うともったいない話ですね。
コンクリートの地表が増え、地下透水できない水が道路に流出するという都市型洪水も頻発しています。下水道を通った水は、海へ流れるだけ。地下水となったり、地表や植物からの蒸発散で再び雨になるという雨水循環も絶たたれています。だから、屋根に降った雨水を貯めたり、敷地内に降った雨水を地下に浸透させれば、流出抑制につながり、ずっと先の世代の熊本の大事な地下水に。
今や水道の栓をひねれば簡単に出てくる水―。雨に学び、感謝し、活かす暮らしは、先代はあたり前にやっていたこと。自然と折り合う暮らしを再認識させられる今年の雨です。
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