LOHAS倶楽部通信 vol.24  2007.10

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一人ひとりの省エネが支えること


今年の夏も酷暑だっただけに、秋風の心地よさはひとしおです。それにしても昔に比べて半袖の期間は長くなりました。秋なのに夏が同居しています。
9月にオーストラリアで開催された、APEC(アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議で、省エネルギーの推進や森林面積の拡大などの目標を盛り込んだ、「気候変動とエネルギー効率の向上、クリーンエネルギー開発に関するシドニー宣言」が採択されました。具体的にはエネルギー利用効率を2030年までに05年比で25%以上改善する、APEC域内の森林面積を2020年までに2000万ha(ほぼ本州の面積)増やすといった地球温暖化対策です。拘束力はない努力数値目標ですが、APEC参加地域21カ国が数値目標で一致したこと、京都議定書を批准した米国、中国などを初めて含む国際的な合意ということで地球規模の深刻さがわかります。政治のニュースとして聞いてしまうと、難しい話のように思えますが、じきに国も推進方針を出すでしょうし、私たち一人ひとりはこれまで以上に、地球に気遣って暮らさねばならないと実感します。
省エネ、クリーンエネルギー、森林面積の拡大。太陽熱や地冷熱を利用、国産材の家にすでにお住まいの方には、嬉しいキーワードですね。LOHASな皆さんは、日頃の暮らしで実践中でしょうが、省エネは何も家や家電などの性能を上げなくても、現代人が贅沢しすぎた「超快適な生活」を「ほどほど快適な生活」に見直すだけで、また、使い方を少し工夫するだけで、家計にも地球にも大きな効果があります。省エネルギーセンターによると、例えば、冷暖房を27℃⇒28℃ 21℃⇒20℃と1℃だけ調整したり、運転時間1日1時間ずつ短縮するなど、たった3つの省エネを日本の全世帯が実施すれば、消費電力約186億kWh、原油換算で、ドラム缶約2,348万本、CO₂約1.034万トン(杉のCO₂吸収量にすると約7.39億本分)の削減になるのだそうです。1人ひとりの小さな積み重ねがサスティナブルな地球を支えます。


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1)モデルハウスのコナラの木についたどんぐり。庭の植栽は、これから秋の色々な顔を見せてくれます。  2)封印されたエアコン。今春お引渡しのS様邸。断熱材の効果か、この夏一回も使われなかったそうで、和室の雰囲気を壊さないよう和紙で巻かれてあります。