エコワークスでは、住まいづくりは、“暮らしづくり”であり、“生き方づくり”でもあるという考えのもと、創業以来『自然素材でつくる、自然エネルギーで快適に暮らす』をコンセプトに、人にも地球にもやさしい住まいづくりを目指すことで、家族が健康で心豊かに暮らせるLOHAS※(ロハス)なライフスタイルをご提案してきました。
私たちのご提案する住まいづくりの背景には、IPCC※ 第4次報告書に携わった15人の日本人科学者がまとめた「科学者からの国民への緊急メッセージ」が大きく関係しています。
『世界に先駆け「低炭素社会の実現」という目標を共有し、国民ひとりひとりが自分の生活を見直し、温暖化ガスの低減のため何ができるか考え行動することを改めて呼びかけたい。今、行動を開始すれば、子どもたちと人類の未来を守ることができる。』
当時のこのメッセージは、今も私の心に強く残っています。
そして近年、地球温暖化は人類の存続を左右しかねない最重要課題であることが科学的知見により明らかになっています。
平成27年12月に開かれたCOP21※ において全世界は「21世紀後半に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする」という目標「パリ協定」に合意しました。
実は私も同じ時期に渡仏し関連会合に出席し、同じ目標を掲げる世界中のリーダー達の講演を拝聴させていただきました。
中でも次のメッセージに至極共感を覚えました。
「人類は分岐点にいる。化石資源からの転換に全世界が合意し、エネルギーの未来が変わる。化石資源に依存する時代は人類の歴史の中で一瞬だったと後に言われるだろう。」
今、日本の家庭部門においては温暖化ガスの排出を2050年に80%削減することを目標としており、家庭においても化石資源にできるだけ頼らない暮らしが求められています。
私たちの孫の世代は2100年をまたぎ22世紀に生きることになります。
未来の子ども達へこの今の地球環境を残すためにも、低炭素社会を超えたゼロ炭素社会へ向けてひとりひとりができることを考え行動することが求められています。
そんな中、住まいづくりの担い手として私たちができることは、二酸化炭素等の温暖化ガスの排出を抑えたゼロエネルギーで生活できる住まいをお届けすることだと考えます。
「エコワークス」という社名には、直訳の通り「環境活動」を通じて社会に貢献することを企業の社会的責任として果たしたいという想いが込められています。
私たちは、これからも「超健康的」で「超省エネ」住宅のトップブランドを目指した住まいづくりに取り組んで参ります。
※LOHAS:Lifestyles of Health and Sustainability
※IPCC:気候変動に関する政府間パネル
※COP21:気候変動枠組条約第21回締約国会議