眺めのいい2階リビングで
のびのびと健やかに暮らす

Case : 27

4LDK

2階建 |37-40坪以上





Story

「子どもをのびのびと遊ばせてあげたい」と家を建てる決心をしたAさん夫妻。ゆったりとした住まいは子どもの成長にも変化をもたらしたようです。

「暖かい家は健康にいい」を体感
断熱性能のいい家を建てる

「娘2人だったら家を建てていないかも」。リビングで元気にはしゃぐ長男の姿に笑顔を見せるAさん夫妻。聞けば、以前は購入したマンションに住んでいたそう。立地がよくて、初めは広さも十分だと思っていた。その家になんの不満もなかったはずなのに、想定外だったのは男女の活動量の違い。「お姉ちゃんが本を読んでいるそばで、弟がジャンプしたり走り回ったり。年齢が3つ違いなので受験時期が重なるのに、狭い空間に一緒にいると勉強に集中できないんじゃないかと心配になりました」。
そんな事情から戸建てへの関心が芽生えた矢先のこと。勤務先で住宅の断熱リノベーションの補助金申請業務に携わっていた奥さまは、[エコワークス]の小山社長と出会い、同社がリノベーションした家を訪問することになった。
「冬の寒い日に、1階を断熱改修したお宅を訪問したのですが、断熱していない2階との温度差にびっくり。暖房を入れていない状態でもこんなに違うの?と。それまでは断熱の性能を、書類上の数値としてしか見ていなかったのですが、小山社長が力説していた暖かい家は健康にいいを体感できたんです」。
子育てと健康配慮を理由に「マンションを売って家を建てよう」と言われて驚いたご主人。当初は「1ミリも考えていなかった」そうだが、[エコワークス]のモデルハウスを見学して、自然素材をふんだんに使った空間に魅了され、奥さまの提案に賛同したのであった。

眺望を活かす2階リビング
高断熱で大きな開口部を実現

眺望の良いロケーションに土地を見つけたAさん夫妻は、家の2階にLDKを配置することに決め、自ら間取りを考案した。
「ずっとマンションに住んでいたので開放感がある住まいに憧れがありました。『断熱』という観点からは、窓は少ないほうがいいのですが、このエリアは緑が多いので窓は大きくしてもらいました。特にキッチンから窓の外の緑が見えるのがお気に入り。近隣の庭木の桜やもみじも楽しませていただいています」。
雨の日でも外に出ることができ、プールを置いて水遊びにも使えるようにと、大きめのバルコニーはひさしをのばしてウッドデッキを設置。季節のいい時期は、風を感じながらカウチに寝そべって読書も楽しめる。
娘は花粉症、息子は気管支が弱いということもあり「居る時間が長い場所は自然素材を」と、2階の壁はすべて珪藻土に。
「天井は杉板張りですが、すべて杉の木にしてしまうと木目の主張が強くなすぎると思い、キッチン周りや建具などは、すっきりとしたタモ材で造作してもらいました」。
上質な素材を使って、景観を活かすシンプルな空間をつくり、照明や家具はエッジのきいたデザインをセレクト。
Aさん夫妻のこだわりが散りばめられた住まいが完成した。

住まいのゆとりと快適さが
子どもの心理的安心感を生む

「健康に配慮するなら北海道基準」という小山社長の提案もあり、Aさんの家では[エコワークス]の標準仕様を上回る断熱性能を求め、すべての窓にトリプルサッシを採用。
屋根裏には大工が「こんなに入れるの?」とびっくりするほどの断熱材で施工したという。
「おかげで、暖房をつけていない状態でも、外気温と室温が10度は違いますし、雪が降った日も寒くもなければ、結露もしませんでした」と、断熱性能の高さに驚きを隠さない。
寒くて縮こまることもなければ、狭さで動きが制限されることもなくなった。そのことが、子どもの家での過ごし方にも大きな変化をもたらしているそうだ。
「以前は家でよく動画サイトを見ていたんですが、今は目の前に庭や緑があるせいか外に遊びに行くようになりました。子どもの互いの距離が広くなって、ゆったりと過ごせているみたいです」。