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国産天然イグサの危機

こんにちは、営業の榎です。
6月の終わりに、熊本八代のイグサ農家さんと畳工房を訪ねてきました。

日本の文化である畳ですが、表に使われているイグサの約7割は、
実は中国から輸入されているのをご存知でしたか?
そして2割が樹脂や和紙などから人工的につくられた化学畳で、
国産の天然イグサはなんと1割程度。
そのほとんどが、熊本県八代市で生産されています。

高温多湿な日本の住まいで、断熱や調湿に優れていることから生まれた畳文化ですが
中国産や人工畳に押されて、年々イグサを作っている農家さんは減少しており、
このままのペースだとあと7年ほどで国産イグサの畳がなくなってしまう計算だそうです。

エコワークスでお客様にご提供している畳に使っているイグサは
調湿機能や森林浴効果のある香りがする、天然国産のイグサです。
熱い想いでこだわりのイグサを生産されている農家の倉井さんが
穂先までぎっしりと実がつまった、強くて丈夫なイグサをてまひまかけて生産されています。

また、一般的に行われている「泥染め」というお化粧はせず、スッピンのまま乾燥させるという
熟練度を必要とする「無染土イグサ」なので、香りも良く赤ちゃんが舐めても安心なんですよ。

今回お邪魔させていただいた生産者さんたちの
「住む人にいいものを届けたい」という熱い想いを、たくさんの方に知ってもらえると嬉しいです。
これから畳の良さが見直され、日本の畳文化が途絶えないよう一助を担いたい思います。