2026.07.20
働くヒト

意外とある建築由来の言葉たち

こんにちは

エコワークス熊本工事のNです。

 皆さんは、日常生活の中に実は建築に由来する言葉が使われてる、もしくは知らず知らずのうちに使ってることをご存じでしょうか?普段は意識することのない言葉たちですが、その語源を知ると、日本人の暮らしと建築文化がいかに密接に結びついてきたかが見えてくると思います。
今回はその言葉たちをいくつかご紹介したいと思います。

【いの一番】
 意味:1番目。最初に。真っ先に。
 語源:昔、家の図面は棟梁が”手板”という薄い板に墨で柱の位置を示したものが主流
    でした。それには番付(ばんづけ)という符号が示されてました。縦方向は「い
    ろはにほへと・・・」、横方向は「一二三四五六七八・・・」と振られてました。
    棟梁は一番最初の符号である「い」の「一番」を起点に墨付けをおこない、
    建て方(家をくみ上げる日)にはその「い」の「一番」の柱から立てていきます。
    そのことから【真っ先に。一番最初に。】の意味で使われるようになったとの
    ことです。

【几帳面】
 意味:物事を正確におこない、いい加減にしないこと
 語源:平安時代、公家の邸宅に使用されていた間仕切りのことを几帳と言い、几帳の柱
    には丸く面取りされ、両側に刻み目という細工を几帳面といい、細部にまで配慮が
    されていることが転じて、きちんとした、しっかりとしたことを几帳面と表現
    するようになったとのことです。

【大黒柱】
 意味:伝統的な民家建築に於ける、家の中央に位置する柱
 語源:大黒柱は元来窯元である台所近くに立ち、台所には七福神の大黒天が祀られて
    いることにちなみ大黒柱と呼ばれ、地震が多い日本の社寺建築にも採用されてる
    中央の心柱に梁をかけて均等に安定した構造を形成してることから転じて、家の
    象徴となり、それを支える人のことをさすようになり一般的には家計を支える
    人物のことを指すようになったとのことです。

いかがでしたでしょうか。意外と建築用語を語源とする言葉たちがあることに気づかれた
と思います。
木造住宅には昔から今でも棟梁が、必要不可欠な存在です。
生活用語に建築由来の言葉たちが存在することからも、いかに棟梁が花形職業だったかが
想像できます。
そんな大切なパートナー様に支えられこれからもお客様の未来を創ってまいります。

それでは次回もお楽しみに。