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加圧注入処理木材(注入材)につきまして

こんにちは。工事のAです。
今回は加圧注入処理木材(注入材)につきましてお話しさせて頂きます。

防蟻・防腐用の薬剤は塗布処理することが一般的ですが効果は5年程度しか持続しません。
「加圧注入処理木材」は木材内部にしっかり木材保存薬剤が浸透しているので、
木材の劣化を促す腐朽菌やシロアリから木材を長期間守ります。
加圧方法は真空→加圧→真空というプロセスを通して薬剤を木材の内部まで
浸透させる方法になります。

薬剤であるACQは、銅化合物(酸化銅:CuO)と塩化ベンザルコニウム(殺菌消毒剤)
を配合した、固着性・高耐久性長期安定型の木材防腐・防蟻(防虫)剤です。
毒・劇物取締法の対象外の普通物として取り扱われます。
主成分である銅化合物は、木材中で水に溶けない銅へと変化し、
木材中に強く固着するため、注入処理した木材からほとんど溶出しません。
魚毒性の判定もAであり、動植物に害がないことが実証されています。
有害な有機化合物を含まないので、シックハウス症候群の原因となるVOCや
発癌性物質、環境ホルモンの発生源とならず、極めて安全です。

加圧注入処理をしていない木材は写真①のような普段、皆様が見慣れている色ですが、
加圧注入処理をした木材は写真②の様に緑色になります。

この様な材料を使うことで地震でいざと言うときでも耐久力が落ちず、
丈夫で安心出来るお家になります。